∽序章∽終焉の日

4/8
前へ
/11ページ
次へ
一匹の邪念が放った攻撃が兵士達を襲った。 兵士A:クソ……琴美…すまない…父さんこれまでみたいだ…… 兵士達は薄れゆく意識の中、愛する者に心の中で別れを告げ、死を覚悟した時1人の兵士がある異変に気づく。 兵士C:何故奴らは俺達にトドメを刺さない……それに妙に静かだ…… 兵士達は最後の力を振り絞り前の景色をみた。 兵士達:な…… そこには邪念姿は無く、静けさの中に1人黒色の仮面付け、黒と赤で彩られた刀を持った中学生くらいの少年が立っていた。 兵士A:こんな所に何故子供が…… 兵士B:まさか…あの少年があの数の邪念を1人で殺ったのか… 仮面を付けた少年が兵士に向かって歩き始める。 兵士A:こっちに来るぞ…… 仮面の少年:大丈夫か……まだ生きてるな…… 兵士A:ああ助かった…君はいったい…… 仮面の少年:俺は調帝者…世界の守護者…世界の調律者…… 兵士達:調帝者…… 調帝者:後は任せろ、ここら一帯に魔術結界を張ってある、結界の中に居れば安全だ…あと回復魔法陣(サンクチャリ)も… 兵士A:ありがとう……後は任せた…… 兵士達は少年にそう言うと全員気絶した。 調帝者:さてやるか…
/11ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加