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一匹の邪念が放った攻撃が兵士達を襲った。
兵士A:クソ……琴美…すまない…父さんこれまでみたいだ……
兵士達は薄れゆく意識の中、愛する者に心の中で別れを告げ、死を覚悟した時1人の兵士がある異変に気づく。
兵士C:何故奴らは俺達にトドメを刺さない……それに妙に静かだ……
兵士達は最後の力を振り絞り前の景色をみた。
兵士達:な……
そこには邪念姿は無く、静けさの中に1人黒色の仮面付け、黒と赤で彩られた刀を持った中学生くらいの少年が立っていた。
兵士A:こんな所に何故子供が……
兵士B:まさか…あの少年があの数の邪念を1人で殺ったのか…
仮面を付けた少年が兵士に向かって歩き始める。
兵士A:こっちに来るぞ……
仮面の少年:大丈夫か……まだ生きてるな……
兵士A:ああ助かった…君はいったい……
仮面の少年:俺は調帝者…世界の守護者…世界の調律者……
兵士達:調帝者……
調帝者:後は任せろ、ここら一帯に魔術結界を張ってある、結界の中に居れば安全だ…あと回復魔法陣(サンクチャリ)も…
兵士A:ありがとう……後は任せた……
兵士達は少年にそう言うと全員気絶した。
調帝者:さてやるか…
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