∽序章∽終焉の日

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フリューネ:元の生活に戻るのね…… 調帝者:うん…まだ13歳だし…さ、それにずっと研究室に閉じ込められてたから、人間としてやりたい事が山ほどあるしさ フリューネ:そう……あなたの人生だもの悔いの無いように生きなきゃね…… フリューネ:お金の心配は要らないわ、政府からあなたの口座に毎月振り込まれる用になってるから、と言っても世界は今こんな状態だから、振り込みが開始されるのは、どんなに速くても1ヶ月ほど先になるだろけど。 調帝者:お金が欲しくて戦った訳じゃ無いんだけどね……でもありがとう 調帝者:最後に博士に伝えたいことがあるんだ…… フリューネ:伝えたいこと? 調帝者:うん…………俺の父さんや母さんは俺の目の前で殺されて生きる事に絶望していた……そん時、たまたま来ていた研究班……そう、博士、あなたが優しく自分に語りかけ研究班に研究対象と言う嘘の名目で受け入れてくれた、その時から、俺にとってあなたは母親同然な存在だった、あなた居なければ今頃俺は……だからあなたに伝えたい今まで育ててくれてありがとう御座いました……… 調帝者はフリューネに向かって深くおじきをする フリューネ:………私もあなたを息子の用に思ってたわ……この一件が片付いたらあなたに会いに行っても良い? 調帝者:ああ…もちろん、じゃあね母さん… フリューネ:ええ……またね………雨龍…… 序章~完~
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