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「ほぇ、イジメですか…
知らなかったです
そんな事なら早く言ってくださいよ、協力しましたのに」
(鷹さんだけだけど…)
心狐は不機嫌になる
梨寿が鷹に引っ付いてる事が原因だろうか…
「…心狐先輩、いいですか?二人だけで話したい事が…」
それを察知したのか梨寿が心狐を呼んだ
「心が読めるのは事実ですか?」
「まぁ…」
「じゃあ…さっきのも聞こえましたか?」
さっきの恋した瞬間の事だろう
心狐は頷く
「内緒にしててもらえますか?
私、アイドルなんでイメージがありまして…」
ここで本音を読みとる事もできたが、心狐は信じる事にした
「友達は大切です
たとえアイドルでも」
梨寿にとって友達とは、ただアイドルだから近づいてくる奴らばっかりだったが
心狐達は、そんな奴らとは違う存在の感じがしていた
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