ボクの中に妹が居ないッ!?

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「それで?何になりたいの??」 「わたしは格闘家っ♪」 「あ~!ルナちゃんは格闘が好きだものね♪じゃあフラワーちゃんは??」 「ボクは…。」 選択可能職一覧表 魔導士 僧侶 召喚士 呪術士 回復士 錬金術士 科学者 ビショップ 「後衛職しかない…;」 「だってお兄ちゃんてば毎日本ばかり読んでたじゃない!後衛しか無いのは当たり前だよ!」 「…そうだよね…;」 「あら?でも貴女、最初から魔法系最強のジョブ、『ビショップ』になれるじゃない!!凄いわよ!?今までにない例なんだからっ!!」 「「Σええっ!?;」」 「本来ビショップは『魔導士』『僧侶』『召喚士』『呪術士』『回復士』『錬金術士』『科学者』をマスターして初めてなれる職業なのよ!?」 「えっ?えっ?」 「ビショップは『魔導士の黒魔法』、『僧侶の白魔法』、『召喚士の精霊魔法』、『呪術士の支援魔法』、『回復士の治療(アイテム知識)』、『錬金術士の錬金』、『科学者の発明』全てが行える万能職!世界に二桁にも満たない人間しか居ないのよ!?」 「凄いじゃないお兄ちゃんっ!」 「…何か実感沸かないなぁ…、でも、ボク魔法って使ってみたかったんだよね♪じゃあビショップになる~♪」 ―L side― そんな軽い乗りで良いのか雪華よ、下手にビショップみたいな万能職になると世界での役割が大変になるものなのに。 ―雪華side― この時のボクは…、ううん…ボクと月ちゃんは、この後が波乱の大冒険になろうとは知るよしもなかった…。
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