人体実験

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冒頭にも記したように現代の日本では人間個人の尊重の観点から人体実験はしてはならないという法律が存在する。 さて、果たして本当にそうだろうか…。 鬼は気付いてしまったのです。 現代社会がおおっぴらに人体実験を行っている事に。 社会人となった今では大して気にも止め無くなったゆとり教育。 これこそ時間をかけた人体実験ではなかろうか!? ゆとり教育の始まりの頃は第2第4土曜日が休みで大人ながら羨ましく思ったものでした。 「今の子供は良いなぁ~」 などと休みが増えたという単純な理由から。 しかし土曜日が全休になり教科書が変わり子供達は知能が低下した。 慌てた親達は、塾に通わせはじめた。 子供達は第②の学校の様に当然の如く塾に通わされ夜遅くまで必死に勉強を始めた。 鬼が小学生の頃は学校が終れば日が暮れるまで遊ぶか、習い事(ソロバン、ピアノ、硬筆等)に週1~2回通う程度。 帰宅しても宿題もたいしてなく夕飯に親が呼びに来るまで泥だらけで遊んだものである。 しかもその週1~2回の習い事も大して身が入らずずる休みをして痛ーいゲンコツを良く喰らった(笑) しかし今の子供達は… 学校から帰宅したら塾、塾から帰宅したら勉強机で宿題。 食事をしたらまた宿題。 お風呂に入ったらまた勉強。 そしてやっと睡眠。 一体何処にゆとりがあるのだろう… 土日が休みになった分学校の単位時間が減り教師は一年間にどう納め切るのか頭を抱えた。 そのうち気付いた。 塾が勉強を教えるところで、学校はおさらいするところなんだと なぜそう思ったのか。 子供達が当然の如く塾に通っているからだ。 ある小学生教師が言った。 親が子供達を塾に通わせるのが当たり前になっている。 だから、生徒の8割は塾で教わるから。と 残りの2割の子達は…? 我々に言われても上がそうしろと言うので… 実にサラリーマン的な解答である。 こんなサラリーマン的教師を作ったのは文部科学省と教育委員会である。 表面上は熱い雰囲気を出し実はサラリーマンに徹している。
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