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クリスマスの予定が決まって、着々と用意を始めた。 そして、当日。 学校も終わって、冬休みが始まって、最初の行動に俺は少し気持ちが楽になっていた。 俺はぴぃと亮チャンと共に、昔話をしながら、ゆっくりと目的地を目指した。 着いた先は、山。 この山は上級者向けの道と初心者や子供が楽に登れる道がある。 『こっち。』 そう言って俺は上級者向けの道を進み始めた。 『いつもこうやって厚着して山を登ってるのか??』 『あぁ。この山で山菜を採って食べたりしてたからな。』 ぴぃにそう言われて、俺はそう答えた。 それからしばらく歩いて、いつもの山小屋が見えた。 『へぇ。頂上にはこんなに小屋があるんか。』 『まぁね。』 亮チャンにそう言われて俺は頷いた。 そして、俺は奥の小屋を指さした。 『あの一番大きい小屋が、目的地。』 そう言って俺は足を進めた。 小屋に着いて、中に入ると俺は安心した。 『やっぱり、変わってねぇな。』 俺はそう呟きながら、ソファーに座った。 俺らがしばらく話していると、小屋のドアが開いた。 入ってきたのは、亀梨たちだった。 『もう居たんだ。』 亀梨はそう言って、向かいのソファーに座った。 それから俺らは互いに何も話そうとは思わなかった。 時計は12時になってしまい、亀梨は立ち上がった。 『かめ??』 聖が不思議そうにそう言った。 『腹減った。隣から食べ物貰ってくる。』 亀梨はそう言って小屋を出ていった。 しばらくすると、亀梨は店員みたいな人と一緒に料理を運んできた。 それからは、半分に分けて食事をした。
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