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- A かずと仲直りをしてから、俺はなんだかすっきりしていた。 聖や中丸たちとも、前の様に話すようになった。 昼休みだって、かずたちと共にお弁当を食べるようになったし、行動も一緒にするようになった。 でも、ぴぃはまだかずを許せないみたいで、話そうとしない。 かずもそれが分かっているのか、必要以上にぴぃに話しかけたりはしない。 帰りの途中、俺はぴぃを見掛けて声をかけた。 『ぴぃ。』 そう言いながらぴぃに近づいた。 『久しぶりに一緒に帰ろうぜ。』 そう言うとぴぃは、黙って歩き出した。 『なぁ、ぴぃ。』 『...。』 『怒んなよ、そんなに。』 そう言うとぴぃは立ち止まった。 そしてこちらを振り向いた。 『なぁ、俺は許すつもりないからな。』 『ぴぃ。』 『話すつもりもない。』 『...。』 『俺は仁を傷つけた亀梨と仲良くするつもりはない。』 そう言ってぴぃは前を見て、歩き出した。 俺は急いでぴぃの後を追うと、玄関の前でかずと出くわした。 ぴぃは黙ってかずを見ていた。 かずも同じようにぴぃを見た。 そして、ぴぃはかずにぶつかるようにして、寮に入っていった。 俺は急いでかずの元に向かった。 『大丈夫か??』 『大丈夫。』 『ったく、ぴぃのやろう。』 そう言うとかずは腕を掴んだ。 『そっとしといてやれ。』 『でも、』 『大丈夫だから。時間が必要なんだ。』 そう言ってかずも寮に入っていった。 俺はその後を追うように、寮に入った。
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