アタシのロック

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「どんどん受けてやるぜこの野郎!!」 「お、お客様!他のお客様のご迷惑になりますので!」 「やかましい!!」 おいおい、中野優子。 今日も出勤か? おめぇ、昨日も一昨日も出勤だったろ? かーッ!! 精が出るね。 ぐずぐずぐずぐず…お前が一番うるさいよっと。 中野優子とは、年はアタシと同じくらいで何かとグズグズいう店員だ。 何故だかほぼ毎日のように出勤している。 「はいはい、ごめんなさいね。静かにするから出てって」 こんなに簡単にドア開けられちゃぁ、プライベートもクソもねぇな。 世も末だねぇ。 っと。こんな事してる場合じゃねぇ。 早くオーディション探さなきゃ…おッ!! 「新しいとこいっぱい出てんじゃん…ヒャッホー!!」 「お、お客様!!」
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