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姿なき相手…
『姿なき相手…』
(18才6月30日作)
一人受話器に向かって、話しかける俺…
君の見えぬ、声だけの君に…
(『うんうん』『ふぅ~ん』と相づちがほとんどの君…おいおい電話番号聞いて来といて…何その話題待ち)
声だけの相手には言葉だけしか届かない…
言葉でしか自分の思っていることを伝えられない。
思いを言葉として伝えられず…
言葉につまり…
やがて無言に…
無言が続くと…
受話器の向こうが気になり焦ってしまう
その焦りが、次言う言葉さえも消し去ってしまう…。。
『俺は電話をしているんであって、俺はラジオじゃない!!』
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