大嫌いの二乗

3/4
前へ
/8ページ
次へ
「…もっと脚開けよ」 「うっ、…」 ろくに前戯もされてないまま突っ込まれた二本の指 無造作にぐちぐちと動かされ、鈍い痛みと別の何かが生み出されてく 「…ぁっ、ん」 不動の指が前立腺を撫でる 遠慮の無い動きに内股は震えて、唇からはだらしなく唾液がこぼれ落ちた。 「うっ…アぁっ、…ふぁ……んん、」 「お上品な顔が台無しだぜぇ?鬼道ちゃんよォ」 喘ぎ声をあげながら 震える俺の髪をぐしゃりと掴んだ 「お、お前など大嫌いだ…っ!」 「そりゃ、ドーモ」 歪んだ笑みを見せ、不動は俺の首に噛み付いた。 「い゛っ… う゛ァ…」 肌を裂く音が聞こえる 恐らく血も出ているだろう、 不動は傷口に舌を押し付け抉るように舐め上げる その間も下は休まず クチュクチュとやらしい水音を出しながら、 指を増やしてバラバラに動かす 「ひっ、…ぐァ…あっ…ぁんっ!」 「鬼道クン淫乱だねぇ、AV女優とか向いてるんじゃねぇの?」 否定をする余地もないほどに込み上げてくる快感と痛み、 悲鳴混じりの喘ぎ声が止まらず口を塞ぐこともできない。 せめて不動の眼から逃げたくて瞼を閉じた →
/8ページ

最初のコメントを投稿しよう!

13人が本棚に入れています
本棚に追加