プロローグ

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(どこで間違えたんだろう…) 日菜はそう心の中で何度も呟いた。 始まりはとある学校の入学式。 保育士になるために入った夜間の専門学校。 新しい門出、でも素直に喜べない。 軽く人間不信になっていて、友達を作れるか、年上ばかりの学校でうまくやれるか、仕事との両立ができるのか…。 喜びよりも悩みの方が多かった。 そしてこの日から、自分が面倒臭い渦に巻き込まれるとも気づかずに…。
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