孤独

6/19
前へ
/47ページ
次へ
そんなある日 毎日のように刀で遊んどった時に…… 「なぁなぁ」 …?ダレや? 「ぼくな、ジャッキーっていうねん!」 「………。」 「あんな、きみ、なまえなんていうん?」 「…きみにかんけいあるん?」「かんけいはないかもしれんけど、いつもひとりやから、きになるねん!」 ほっといてぇや…。 「…きにせんていてよ。」 「いや、きになってまうねん」 さっきっからなんやねん… いろんなこといいよって… 「…………あーせなる。」 「へぇ!あーせなるっていうんか!いいなまえやね!」 「……そないなことない…」 「なぁ、いつもひとりでおって、さみしくないん?」 「ひとりがええの。」 「さみしいで?いまから、ぼくのともだちつれてくるから、まっとって!」 タッタッタと、ジャッキーは去って行った。  
/47ページ

最初のコメントを投稿しよう!

648人が本棚に入れています
本棚に追加