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「名前がピィちゃんになりました」
数日後、いつものようにやって来た常連さんの水月彩乃介に相馬紳司が、話しかけています。
店の一角にある鳥かごに、小鳥は入れられていました。
傷も大したことはなく、小鳥は順調に回復しています。
「コーヒー、おか……」
「はい、どうぞ」
「えっ!」
彩乃介はビックリしました。
柏木宗一郎が、彩乃介の言葉が終わるより先にコーヒーを出したのです。
暫くしてぎんろが奥から現れた時、茶々木戌威が鳥かごに近づいていくのが見えました。
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