後ろにいた奴

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また息をきらしながら自転車を漕ぐ私達… 昨日、自転車を停めた場所に自転車を停めました。 神社の階段下なんですが鍵をしめてる最中百合子が階段を駆け上がりました。 私「百合ちゃん!どこ行くの?約束と違うじゃん!」 百合子「だってあの子が呼ぶんだもん!」 あの子って誰?と思いながら鳥居を見つめると、そこには昨日遊んだワンピースの女の子らしき子が居ました。 仕方ないのでみんなで駆け上がりました。 百合子「昨日バイバイも言わないでどこ行ってたの?みんなで探したんだよ!」 女の子「…。」 女の子は黙ってうつむいたまま口を開きません…。 百合子「何で黙ってんの?」 女の子は小さな声で言いました 女の子「…隠れん坊してたの」 なんだかバツが悪いとゆうか… 自分達が慌てて勝手に帰ってしまい彼女が1人ぼっちでこの神社で探されるのを待っていたと思うと申し訳ない気になりました。 明美「ごめんね、昨日チャイムが聞こえなくて慌ててアナタの事も神社を一周して探したつもりだったんだけど帰ってしまったと思ったの…」 女の子「…隠れん坊したい…」 本当は遊ぶつもりがなかったけど可哀想な事をしたので、隠れん坊をすることになりました。
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