始まりの終わり

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いつからだったろうか 青空を見上げたのは… すぐ後ろでは黒いローブを被った魔道士達が雄叫びをあげている。 なんとか立ち上がり少し歩くとヤムルの方から一人の少女が走ってきた。 「いた!やっと見つけたよ。タクミ」 少女の名前はミリカ、リリアーヌ様の部隊のランカーだ 金髪で知らない人がみたら10才くらいにしか見えないよくマリアベル様に抱き着かれているのをよくみる。 「どっちが勝ったんだ」 俺がミリカに尋ねるとミリカの顔色が変わった。そしてゆっくりと言った。 「アザルトは負けたの…」 悲しかったがなぜだか涙はでなかった。 その後、生き残った仲間がヤムル平原に集まっているため自分達も行く事にした。
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