始まりの終わり

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ヤムル平原に着くと負傷した兵士がたくさんいた。 救護テントを見ているとアザルトの紋章が入った甲冑を着た男が近づいてきた。「よっす!生きてたか?」 この無駄に明るい男はコウスケ 普通様…ラインハルト様の部隊にいるのだが常に女の子ばっかり追い掛けてるから偉くなれないかわいそうなやつ 奴はルスランのマサムネさんと同じ東の国から来たらしい 奴の話だと東の国でもマサムネさんは有名らしいが… 正直俺はマサムネさんは戦線で裸で追い掛けられてるとこしか見たことないのだが… 「ところで…聞いたか?」 いきなり真面目な声になった。 「リリアーヌ様が処刑されるらしいぞ」 目の前が真っ暗になった 「まぁとりあえず普通様に会ってこいよ」 気が遠くなりそうになりながらテントへと向かった
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