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「じゅん兄も」
そういって、ジュースを鳥屋尾にも差し出す
「ありがとう」
そういって受けとると、悠が笑いだした
「…どうした?」
急に笑い出すものだから
俺は、不思議に思い訪ねてみた
「…い、いや…何でも…はははっ」
いや、笑いながら言われても…
説得力の欠片もない
そして、何故か鳥屋尾まで笑い始めてる
「ははっ…ゴホッ、ゴホッ…ッ-」
悠が突然噎せたかと思うと、本格的に咳き込み苦しみ始めた
「…おい、大丈夫か!?」
少し荒めに聞いた俺と、優しく背中を撫でてる
「だ、いじょうぶ…笑い、すぎて…噎せただけ」
それだけ言うと、悠は息を整え始めた
何か、俺が変なことして噎せさせてしまったのか
いまだ近くで笑っている鳥屋尾をみて思った
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