序章~ラルク、旅に出る

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ここは異世界アルセウス。 今、この世界は覇王アーバルによって人々は苦しんでいる。 その事を知ったラルクが覇王アーバルを倒すべく日々、剣の修行をしていた。 ラルク 「いつか、この手で覇王アーバルを倒してやる!」 いつも、その事を口にしていた。 しかし、心の中では、 ラルク (覇王アーバルを倒す為にはやはり、旅に出ないとやばいなぁ。) と、日々思っていました。 それから数日後。 村の外れの木の下にある旅人がいました。 旅人・ナージェ 「そこの君…。」 ラルク 「僕の事?」 旅人・ナージェ 「君の事だよ。」 ラルク 「何か用?」 旅人・ナージェ 「君は何か不思議な力を感じたから…。」 ラルク 「不思議な力って…?」旅人・ナージェ 「わからない。けど、その力は世界を救う力だと思うよ。」 ラルク 「世界を救う力…。でも、僕、そんな力ないよ。」 旅人・ナージェ 「今は、まだ小さな力だけど、これから君は旅をして行けばわかるよ。」ラルク 「旅をすれば現れるの?その力?」 旅人・ナージェ 「あぁ。きっと…。」 ラルク 「ちょうど旅に出たかったから、確かめてみるよ。そういえば、あなたの名前は?僕はラルク。」旅人・ナージェ 「僕はナージェ。ただの旅人さ。また逢える日を楽しみにしているね。」 旅人・ナージェは去っていった。 ラルクは、旅人・ナージェから言われた、“世界を救う力"を確かめべく、旅に出た。 つづく
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