力無き子どものようです

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( <●><●>)「……」 ( ><)「…………僕が いけないんです」 ビロードは俯いて ちいさな声でぽつりと一言 (。><)「僕が…僕、が…… 悪い子だから…… 僕は…お母さんと……あの人には………いらない、から」 俯いたビロードの口から出てくる言葉はすべて 自らを否定するものでした ( <●><●>)「………」 (。><)「ぅ…あ…… 僕、僕…なんか……」 泣きながら 自らを責め続けるビロードの細い肩を一度強く抱きしめて ( <●><●>)「大丈夫です」 (。><)「ぇ……」 私は立ち上がり ビロードの手を握りました ( <●><●>)「ビロード 少し待っていてください」 (。><)"「……」コクッ ビロードが頷いたのを確認して 私は家へと走りました ( <●><●>)「ビロード」 ( ><)´ ( <●><●>)「これ、私の ビロードには少し、大きいかもしれませんが……」 私はビロードに 長袖の服と上着を差し出しました
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