鬼ごっこのようです

2/6
前へ
/23ページ
次へ
寝静まった 夜の街に響くのは 不気味な笑い声 ( <●><●>)「ふはははは 捕まえてごらんなさぁーい」ヒョイヒョ-イ 不気味…な……? (#><)「待てーなんです!」 後を追うのは黒服の少女 屋根の上を駈けるのは 黒いマントを羽織った男 ( <●><●>)"ピタッ (;#><)「ハァ…ハッ……」 ( <●><●>)「大丈夫ですか?」ニヤニヤ 笑う男の口元に光るのは 二本の発達した犬歯 (;#><)「こ、の…… 降りて来いなんです!」 ( <●><●>)「えー?嫌ですよ」ニヤニヤ マントの男は だいぶ大人気ない態度です (#><)「今日こそは!おとなしく狩られろなんです!」 ( <●><●>)「嫌ですってば 第一、私は貴女に狩られるほど落ちぶれちゃいませんよ お・嬢・さん」 (#><)イラッ (#><)「てめぇそこで待ってろよ!!」 ( <●><●>)「あらあら そんな乱暴な言葉使ったら駄目よ?」ニヤニヤ (#><)イライラヨジヨジ 少女は懸命に 屋根の上へと登ります ( <●><●>)ルルーン 男は座って鼻歌を歌いながら その様子を見ています
/23ページ

最初のコメントを投稿しよう!

48人が本棚に入れています
本棚に追加