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寝静まった
夜の街に響くのは
不気味な笑い声
( <●><●>)「ふはははは
捕まえてごらんなさぁーい」ヒョイヒョ-イ
不気味…な……?
(#><)「待てーなんです!」
後を追うのは黒服の少女
屋根の上を駈けるのは
黒いマントを羽織った男
( <●><●>)"ピタッ
(;#><)「ハァ…ハッ……」
( <●><●>)「大丈夫ですか?」ニヤニヤ
笑う男の口元に光るのは
二本の発達した犬歯
(;#><)「こ、の……
降りて来いなんです!」
( <●><●>)「えー?嫌ですよ」ニヤニヤ
マントの男は
だいぶ大人気ない態度です
(#><)「今日こそは!おとなしく狩られろなんです!」
( <●><●>)「嫌ですってば
第一、私は貴女に狩られるほど落ちぶれちゃいませんよ
お・嬢・さん」
(#><)イラッ
(#><)「てめぇそこで待ってろよ!!」
( <●><●>)「あらあら
そんな乱暴な言葉使ったら駄目よ?」ニヤニヤ
(#><)イライラヨジヨジ
少女は懸命に
屋根の上へと登ります
( <●><●>)ルルーン
男は座って鼻歌を歌いながら
その様子を見ています
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