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「ではお嬢様
何かあったらすぐにお呼びくださいませ」
( ><)「はい、ありがとうなんです」
スーッ……カタッ
パタパタパタ……
( ><)「はー……」
僕のお家はお金持ちで
お手伝いさんがたくさんいるんです
たくさんいるから
たぶんお家はとても広いんです
触った感じ……良い着物も着せてもらえます
( ><)「……」
でも
広いお家も良い着物もいらないんです
いらないから
( ><)「見たいなぁ…」
「どうかしましたか?」
( ><)'
(*><)「ワカッテマスくんですか?」
「はい」
ワカッテマスくんは僕と同じくらいの齢の子で
僕のたった一人のお友達なんです
( ><)「ワカッテマスくんはいつも
いつの間にか僕の部屋にいますね」
「まぁ……私の特技みたいなものです」
すごい特技なんです
(*><)「そうだワカッテマスくん
今日もお外のこと、聞かせて欲しいんです」
「いいですよ
今日は、風が暖かいので…」
(*><)
僕は何も知らないから
たくさんのことをワカッテマスくんに教えてもらうんです
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