プロローグのようです

2/3
2148人が本棚に入れています
本棚に追加
/398ページ
『男は生前の記憶を幾つも脳内で 巡らせながら顔を俯かせ 台の上に立っていた。 周りからは渇いた笑い声と 野次が飛び交っている。』 (; □ ) 「ほ…本当に死ぬつもりは なかったんだ。周りの奴らの 気を引きたかったんだ!」 (A ш ) 「しゃみこいてんじゃねーぞ!」 (B ш ) 「とっとと認めちまえよ! "死にたかったから 自殺しましたっ!" …ってなぁ!www」 (; - ) 「…っ。」 『人が人を裁くという 行為に置いて同じ種である 人間に、その量刑を見極める力が あるのだろうか? その真義は計り兼ねる。 人間が嘘偽りのない 軌跡の基、本当に裁かれるのは 死して魂が冥土へ 昇った後である。』 ┏━━┓ ┻━━┻  ∥ (  ハ )つ-[] ゴォンッ!! 「静粛にせぇや。」 『故に下界の人間が あらゆる場面において どれだけ悔いたとしても それは意味を成さない。』 ┏━━┓ ┻━━┻ (  ハ ) 「判決、"地獄逝き"。」 『罰は無情に下される。』    ('A`)天国へ逝く途中    迷子になったようです
/398ページ

最初のコメントを投稿しよう!