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蜀の地にて孫尚香は劉備の妻としての生活が始まりました。
夫婦生活はそれは仲睦まじく、とても幸せでした。
「玄徳様、何を見てるの?」
「空を…見ていた。静かだと…」
劉備は笑いました。
だけどその笑顔は、孫尚香から見れば悲しげな笑顔でした。
「ねぇ玄徳様?」
「何かな?」
「玄徳様の夢…って何?」
孫尚香はそう尋ねました。
それを聞けば…
悲しげな笑顔の意味が分かると…彼女はそう思ったのです。
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