第1章~一匹の黒猫~
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ある街の週末の大通り 週末だからか人が多い気がする その中に一匹の黒猫がトコトコと歩いていた 瞳は右が青っぽく 左は赤っぽい 少し小柄のようだ 性格は一匹狼だ その黒猫の御自慢は 鍵のようなしっぽ そのしっぽを水平に 揺らしながら威風堂々と歩いて散歩するのが日課だった しかしその姿からまわりからは 忌み嫌われていた
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