10章

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龍「僕からもお願いします、彼女はいつもここでの生活を笑顔で過ごしています、彼女から笑顔を奪わないで下さい」 龍之介は頭を下げた 祖母「…おじいさん、ここまでいってるのですよ」 祖父は叔父の顔を見た 叔父「……、分かった、好きにしなさい優花」 優花「!、ありがとうございます!」 優花は笑顔を見せた ――――――――― 龍「僕から叔父さんにお願いがあります」 龍之介は叔父の方へと体を向けた 龍「社会から僕は以前叔父さんに言われた通りに思われているかもしれません――――、僕はまだまだ男として未熟です、だけれど優花さんを誰よりも大切に思っています、優花さんとのお付き合いを認めて下さい」 龍之介は深く頭を下げた 優花は龍之介の側に座り、叔父さんの方を向いた 叔父「私がダメと言ったら……優花はまた悲しい顔を見せるんだろうな…、優花も大人だ、好きにしなさい」 祖父&祖母「優花をお願いします」 龍「ありがとうございます…!」 優花は笑顔で龍之介を見つめた
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