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弥幹がキッチンの入り口を見ると、そこには弥月がいた。
「長々と閉じ籠ってごめんね、兄さん。でも魔法の存在はしっかり確認できたから。」
弥月は満面の笑みを弥幹に向けた。
「でもどうやって調べたんですか?存在を完全に隠していないとはいえそう簡単にはその手がかりすら手に入らないはずです。」
リオは不思議に思ったことを弥月に訪ねる。
「ちょっと大変だったけど明らかに違う情報を除外するソフト組んで最初はそれを活用したの。残りは時間をかけて吟味したよ。」
弥月はリオの想像以上の答えを述べた。
「リオ、これは弥月だからこその答えだからな。だからあんまり気にするな。」
弥幹は呆然としそうになるリオの肩をポンポンと叩きながら言った。
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