記憶喪失?!

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「はぁぁ?!」 「何でここにいるのかわかんないしね」 「いわゆる記憶喪失ってやつかな?」と緊張感0の玖澄に俺は脱力した。 いやだって普通有り得ないだろ記憶喪失って、テレビとか小説の中の話だろ。 「そういう訳だから記憶が戻るまでここに居候させてね」 ん? 「一応家事は出来ると思うからいいよね? 部屋はさっきのところ借りるから」 んん?! ちょっと待て!! 「何でそうなる!!」 「だって、僕何処から来たのかわかんないし、僕を拾ってくれたのは貴方だし…って貴方の名前は?」 確かに一理はある…って、 ん?俺… 「名前…言ってなかったか?」 「うん、僕が言っただけだよ」 俺としたことが名乗るのを忘れてたぜ。 やっぱ、あの爆弾発言が効いたな。  
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