記憶喪失?!

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ちょっと遅くなったが自己紹介でもしとくか。 「俺は宮崎沙霧。年は21。職業はサラリーマン兼ここの現管理人だ」 「ふーん、そうなんだ。じゃあ、居候しても問題ないよね?」 はい? 「いや、それとこれとは話がちが…」 「いいよね?」 何だ?玖澄の後ろから黒いモノが漂ってきたぞ? 「い・い・よ・ね?」 俺は玖澄の言外の圧力に… 「………………はい…」 負けた。そりゃもう見事に、 俺は「明日僕の服とか一緒に買いに行こうね」と嬉しそうに言う玖澄を半ば諦め気味に見ていた。 今日で最後になるであろう平穏を噛みしめながら…  
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