記憶喪失?!
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「お腹すいた」 鈴が鳴るような可憐な声が響いた。 誰なのかは見なくとも分かったが一応振り返ってみた。 案の定そこには行き倒れ少年がいた。 少年は何も言わずにテーブルに座り、 「食べてもいい?」 と尋ねてきた。 俺が半ば溜息混じりに「ああ」と返すと彼は「いただきます」と短く言い、おにぎりに手を伸ばした。 俺はコップに入れた麦茶を彼の前と自分の前に置き、卵焼きに箸をのばした。
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