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俺の命のﾀｲﾑﾘﾐｯﾄは
後5時間
今病気のベッドで寝ている
藍が俺の手を握ってくれる
幸せだった
時が経つのは早くて
俺の意識も朦朧(ﾓｳﾛｳ)としてくる
残り
15分
『み…んな…今ま……で…ありがと…大好きだった…よ…』
「嫌よ…波琉！いやぁ!!」
ぼろぼろと泣き出す母さん
「波琉…ｯ…お前の親になれて…幸せだった…!!」
泣きながら言う父さん
『おれも…』
『波琉…』
『藍…今まで…ありがと…ふふ…だあいすき……………』
『は……る……？』
藍が呟くが返事はない
『はる…波琉？起きろよ…まだ早いぜ…？なあ、起きて…笑顔見せてくれよ…波琉!!』
─ばいばい…藍─
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