入院

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目を凝らしみると、そこには無数の黒装束の何者かが浮遊していた。 それをじっと見ていると赤ちゃんの声とは思え無い、低く唸るような声で晴がこう言った『今度は、お前の番だ』 我にかえり辺りを見渡すと消えたはずの黒装束に囲まれて居た。 黒装束が私にめがけ集まって来て、そして消えた。 その朝、看護師さんが見回りしていると廊下に二人の赤ちゃんが泣いていた。 完
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