あいさつ

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彼女とあったのは中学生のときです 私は別段意識したわけではありません たまに廊下で見掛ける程度。しかし彼女は私のことを「かわいい」と言いました 当時の私は身長が低く、幼い顔立ちだったため彼女にそのような印象を与えたのだろう 彼女はいつも私の頭をなでてこようとします 私はいつも彼女から逃げてました 怖いからではありません 恥ずかしかったのです 「かわいい」という言葉が当時思春期まっさかりの私には嫌だったからです 1年のときは逃げ、2年のときは仲良くなり、3年のときは一緒に修学旅行に行く程度でした
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