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僕自身が彼女への気持ちに気付くきっかけになったのは、彼女の失恋…
撮影スタジオのスタッフルームで彼女が電話してるのをきいてしまったんだ。
恋人がいるなんて僕はしらなかった。
「~ねぇ……¨!…もう、信じられないよ!…~…¨…!~…もういいよっ。わかった、別れよう。っぅ¨~…うん、うん…~゛じゃぁさよなら。」
僕は少しあいた扉の隙間から、彼女の姿を見ていた。
気付かれないようにそっと扉を閉めると、扉の横に立ちつくていた。
いつも明るくて元気な彼女の涙を初めて見て辛い反面、
彼女が彼氏と別れたことをよろこんでいる僕がいた。
どうしてだろう…
→いゃ、気付いてないじゃん!
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