デッドエンド

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うなじに感じる吐息に恥ずかしい気持ちになる 心臓の音聞かれたらどうしようって思うとますます早くなる鼓動 それでも年上というつまらない事情の為に必死に大人ぶる私 ち『デッドくん子供みたい。普段、冷めてるっぽいのに急にベイビーちゃんになるんだね。』 デ『俺、多重人格だし』 ち『多重人格ってさ、色々人格あるみたいに見せて自分がないって事みたいな気がする』 後ろから抱き締められた形のままの会話 いつも相手の目をじっと見て話す彼らしくない
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