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俺が式会場を出て、家に向かって帰ってろうとした時、一人ぼっちでトボトボと歩いている俺と同じくらいの子がいた。
あんな子いたっけ?
まあ俺と同じ落ちこぼれで一人ぼっちなんだろう。
話し掛けてみよ!!
「なあ、君なんて名前?」
「僕!?ってか僕が怖くないの…?」
何言ってんだ、こいつ。
「初めて会ったのに怖いもくそも無いだろ」
「皆は僕を怖がるよ。僕が人鬼だから…」
なんだと…?人鬼なのか?こいつ。
「お前…、人鬼なのか?」
静寂が流れた。
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