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(今……私の、名前)
確かめようとしたが、ナイラは既にそっぽをむいてしまっていた。心なしか、耳まで赤くなっているようにも見える。
敢えてクリマは追及はしなかった。ナイラはクリマに歩み寄ってきてくれていると実感したからだ。
「ありがとう……ナイラ」
「う、ん」
拍子抜けをしたようなナイラの返事に、クリマはクスリと小さく微笑む。
――絶対、この世界を守る。
命に代えても……
――――――
――――
――
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