序章にかえて師弟の会話

2/7
前へ
/111ページ
次へ
「未来は変えられないのですか?」  十にも満たぬ幼子の他愛もない問い掛け。しかしその表情は幼い子供とは思えぬ程に真剣であった。 「そうだな。」  子供の下らない問いと受け流す事なくその答えを考える。  その子供の力を知っているから。
/111ページ

最初のコメントを投稿しよう!

14人が本棚に入れています
本棚に追加