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『はぁ・・はぁ・・』
「エロ…」
『う、うるさい///』
ねぇ・・夢??
そうだよ! 夢だよ!
「夢ぢゃないよ―…」
『ですよね―…』
「あのさぁ―…感動のシーンだろ?泣けよ」
『は?!泣きたいけど泣けないよ!・・だって、びっくりしてんだもん!!』
「現実だっつ―の…」
グイッ
大和は繋いでいた手とあたしの身体を自分の胸の方へ引き寄せた。
『・・ほんとだ。』
「由・・会いたかった」
『あたしもだよ。…グスッ』
いつのまにか目からは大粒の涙が溢れていた。
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