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秋谷伸子は学校で友達がいなかった…いやつくれなかった。団体が苦手な伸子はこの時も一人…船内をさまよっていた。
伸子「どうしよう…」
背後から実験体が狙っていた。伸子は気付いていなかった。ゆっくりと実験体が忍び寄る。
伸子「怖いよ…誰か助けて…誰か」
昔…伸子は明るくて元気な子供だったがある日事故で両親を亡くした。それから伸子は誰にも心をひらかなくなった。
伸子「大丈夫…きっと大丈夫」
その時背後から物音が聞こえた。後ろを振り返るとモップが倒れていた。
伸子「モップか…よかっ…」
その言葉を言い終わる前に伸子の首は床に落ちていた。実験体が正面から伸子の首を切り落とした。ゴロゴロと転がっていく首が実験体の方をむいた。実験体は気にせずにゆっくりと伸子の死肉を喰らい始めた。
AM3:50
女子
1番 秋谷 伸子 死亡
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