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謙三「…これが…実験体ですか?」
?「えぇ…この写真にのっているのが我々が開発した実験体zeroです…」
研究所の地下で話し声がこえる。田村謙三が誰かと話していた。
謙三「しかし…このような怪物が本当に戦争で使われるとなると…」
?「まだこの実験体は試作品…今回は狼を改良しましたが…実戦では人間を使います」
謙三「人間?馬鹿な!?」
謙三が叫んだが男は話を続けた。
?「囚人を使うのです…囚人ならば害はないでしょう」
しばらくして謙三と男は部屋からでてきた。謙三の手には狼の写真を持っていた。
謙三「とにかくその実験体を私に送ってくれ」
?「わかりました…では一週間後にここの街の港にくる豪華客船にのせましょう」
男はそう言って研究所を後にした。
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