一日目

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彰「む~よく寝た~って今日修学旅行か…」 今日は待ちに待った修学旅行だった。準備は昨日のうちにすませ彰は家をでた。途中麻奈が横断歩道にいた。 麻奈「珍しく早いね~」 彰「悪かったな」 あれやこれや話しているうちに学校についた。既に生徒はほとんど集まっていた。 麻奈「豪華客船でシンガポールまでかぁ~」 彰「俺絶対酔うぞ」 バスが出発した。彰が通っている学校は人数が少なくクラスがヒトクラス20~25人くらいだった。 彰「うぇ~酔いそう……」 聡「おぃおぃもう酔ったのか?」 飯田聡が話しかけてきた。聡とは仲がよかった。こうしてる間に港につき荷物を船に載せ彰は船の中に入った。途中兵隊らしき人を発見したがとくに興味はなかった。 麻奈「なんで兵隊が?」 彰「知るか…なんか唸り声きこえるけど」 担任「早くもいけ…迷惑になるだろ?」 船はクラス単位で一室でかい部屋ごとにわけられた。彰のクラスは一番奥の部屋…船が出航した。 彰「100パー酔うぞ」 麻奈「ハイハイ」 この時既に恐怖は始まっていた。 兵「おぃおぃ…ガキが一緒の船かよ」 兵士「気にすんなよ…そんなことよりこの狼…さっきから暴れ回ってしょうがない…」 二人の兵士が檻に入れられた狼を見ながら話している。その時狼が突然今までにないくらい暴れた。 兵士「おぃ!抑えるの手伝って…うぁ」 檻を破って狼は兵士の喉笛を一瞬で噛みちぎった。 兵「なんだ?…うぇ」 続いて狼はもう一人の兵士も押し倒し喉笛を噛みちぎった。 兵「うぁ!」 一瞬で二人の人間を殺した狼は二人の死肉を食べ始めた。悪魔がこの船に現れた瞬間だった。
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