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「うっそ~~!!!何これ!?!?なんでこんなんなってる訳!?」 私は思わず叫んだ。しかも涙目どころか半泣きで。 急に叫んだ私に、新撰組の皆さんは驚いたようだが、更に半泣きの私を見てギョッととしていた。 近藤さんは焦って私に近寄る。 「みっ深山君どうしたんだ!」 「私の制服があ……なんでズタボロになってるんですか??お気に入りだったのにい……。」 自分で言った言葉で更に落ち込み、余計に泣きそうになる。 すると、近藤さんをはじめ、皆さんもあたふたし始めた。 あとで考えてみると、少し面白い光景だけど、私はあまりのショックにその事に気がつかなかった。 「申し訳ありません。」 するとあたふたする皆さんを差し置いて、無表情の……と言うより、表情が隠れてて見えない山崎さんが私に声をかける。 「右腕を骨折してるようでしたので、手当てをしようと思ったのですが、その不可思議な着物の脱がせ方が分からず、仕方なく切断いたしました。大切な着物だと知らなかったとは言え……大変申し訳ありませんでした。」 山崎さんはそう言うと深々と頭を下げた。
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