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チェンジアップとは、速球と同じ腕の振りから投げる、速球より球速の遅いボールのことである。
一口にチェンジアップと言っても、握りや変化は様々で、基本的には打者のタイミングを外すものであるが、中にはバルカンチェンジのように縦に速く落として空振りを狙うものもある。
稀にストレートとの球速差が比較的大きな、ヨハン・サンタナのパラシュートチェンジのような例もあるが、プロの投手はスライダーとチェンジアップの球速差がそれほど無いことが多い。もう削除されてしまった為に載せることができなかったが、以前見たデータでは、NPBの投手はスライダーとチェンジアップの差が五キロ程度(五キロの差というのも大きなものだが)の投手が多かった。小林宏之のように、チェンジアップのほうがスライダーより僅かに速い(かった?)投手もいる。テレビで観戦する際に見てみると、面白いかもしれない。
前出のサンタナは、ツインズ時代約百五十.五km/hの速球に対しチェンジアップは約百二十四.七km/h。実に約二十五.七km/hの差があった。ちなみに、現在は球速差が縮まっている。
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