誕生日

3/3
前へ
/80ページ
次へ
最初、私は父が何を 言ったのかわからなかった。 「え・・・??」 私はすぐに 言葉がでてこなかった。 そんな私に、父は 「お前が精霊を 嫌っているのは、 お父さんだって よく知っているよ。 でも、お父さんは美亜に 誕生日をきっかけに 前に進んでほしいんだ。」 ・・・そう、私は精霊が嫌い。 精霊をみると昔の・・ 昔のあの10年前の 事件のことを、 思いだすからダメなんだ・・・。 ・・・・・そう、私が精霊と 距離をとるようになった あの日のことを・・。
/80ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加