6人が本棚に入れています
本棚に追加
・・・あの日の事件。
今からちょうど、10年前
そう、私が
まだ5歳だった頃の話だ。
**
「零っ!!また新しい
お友達が増えたよ!!」
私は微笑む少年を呼び、
新しく友達になった
精霊のミコを見せた。
「本当だ、可愛い精霊だね。
・・美亜はきっと、精霊に
好かれる力があるんだよ。」
笑顔のたえない少年は
微笑みながら答えた。
「うん!!精霊さんは
ミコって名前なんだって。」
笑顔でミコを
抱きしめている私を
なでながら笑顔で
微笑む少年・・・・・・、
彼の名前は
汐見 零(シオミ レイ)
私より3つ上で、
私のお兄ちゃん的存在だ。
黒色の髪、
そして青色をした瞳が、
幼いながらかっこよく、
笑顔が溢れる優しい少年だ。
家が近所で家同士で
中がよく、
小さい頃から
遊んでもらっていた。
最初のコメントを投稿しよう!