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時「…空に聞けばいいか。」
あいつの事はね。
取り敢えず、今は状況を確認しよう。
時「……。」
体勢を整えて、周りを見回してみる。
なんか、最初に目を覚ました時とは違って、薄暗い。
だけど、俺の背後から光が漏れてるから
多分、此処は森の洞穴だな。
移動したんだ。
後は…
俺の下にフカフカな敷き布団…?が何枚か重ねて敷いてあって
着替えもしてある。
でも、着替え…
躯も綺麗になってるし
空がしてくれたのかな…?
だって、躯……。
…………。
そ、それより…空、何処に行ったんだろ…?
だけど、もし…出掛けてるなら納得がいく。
何で、人間臭くて大声が聞こえくるのか。
出掛ける為には、一旦結界を消さなきゃならない
だから、結界が消えた時に人間が入って来たのかも。
もしかして、それで移動して洞穴に…?
なら、大人しくしとくべき…
……………ん?
ふと、洞穴の奥の方から光が見えた気がした。
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