第2章

4/13
前へ
/263ページ
次へ
虎『…ぜってーだかんな』 虎珀も納得したみたいで 他に何も言わなかった 柚『あたし出掛けてくっから  部屋好きに使えよ』 虎珀は聞こえるハズのあたしの 言葉を無視した あたし達はそれ以上口を聞かず あたしは出掛け 夜帰ってきた ちょうど虎珀が 女を送ってきたみたいで 家の前で一緒になって 虎珀が先に口を開いた 虎『おー、話つけんだろ?』 柚『お前が納得してねー  みたいだからね』 虎『当たりめーだろ  自分の女があんな風に  言われて黙ってられっかよ』 柚『イラついた時のあたしの口の悪さは お前が一番わかってんだろ?』 虎『んなこと今、関係ねーだろ?  俺の女に対する言い方じゃねーだろって  話ししてんだよ』 柚『は?あたしは誰に対しても  こう言う口の悪さだけど?』
/263ページ

最初のコメントを投稿しよう!

96人が本棚に入れています
本棚に追加