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~1844年・弘化1年~
江戸の住む、
川崎家に長男が生まれた。
名は弘隆(後・龍王組の局長)
川崎家は裕福な商人の
家柄でした。
~1862年・文久2年~
弘隆が18歳は竹刀を待って
お馴染みの慎介と一緒に
古寺へ向かって走る。
古寺にはお馴染み:お静が
大勢の近所の子供たちに
イジメられていた。
「お前!!生意気だ!!」
いじめっ子の一人が
お静を突き飛ばす。
「なにするのよ!!」
「お前の家は低い身分なのに
盾突くとはいい度胸だ!!」
「体で覚えさせてやる!!」
そこに弘隆と慎介が来た。
『やめろよ!!』
「また、お前か…」
慎介は木の影に隠れた。
弘隆はお静の方に近寄る。
『お静ちゃん、大丈夫?』
「うん」
「お前、そんな身分が
低い家の奴を助けても
いい事ないぞ」
『身分は低いのは
関係ないだろう!!
それに女子を
こんな大人数でイジメのは
恥ずかしくないか!?』
いじめっ子は怒る。
「何だと!?」
いじめっ子たちは
竹刀を構える。
「お前もそいつと
一緒に体で教えてやる!!」
その時、一人の怒鳴り声が
聞こえた。
「こら-!!」
いじめっ子たちは
逃げて行く。
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