【第一章】家族ってなに?

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私はそんな小学時代でもお兄ちゃんがいつも一緒でお母さんに殴られても必ず頬を指すってくれてたから救われたんだ。 お兄ちゃんがいてくれて良かった。 そんな日々が続き私が中学二年になり、お兄ちゃんが高校一年のころ、どんどん不良になっていくお兄ちゃんがいた。 タバコ、シンナー、ケンカ、万引き、暴走族。 そして高校2ヶ月で先生を殴って退学。 そして家に帰ってくることもなくなった。 私はお兄ちゃんがいなくなったこととストレスでだったのかいつのまにかお兄ちゃんと同じことをしてしまっていた。 中学二年、部室で先輩たちとシンナーをすっているところにドアがあいた。 先生「おまえら何やってるんだ」 アタシ「最悪、ついてないし…」 当然親呼びだしになり母親がきた。そのときの顔ったら今だにに笑える。 涙なんかだしちゃってお前は女優か!って思いながら三者面談。 家に帰ってきた瞬間、大根で頭を殴ってきた。 今までいい子に反抗しないでお父さんにも言わないでお母さんのストレス発散道具になってあげてたよね。 けどね!もぉ今日でおしまい。終わりにするね。私はテーブルにあったガラスの灰皿を母親の顔めがけて投げた。 アタシ「ずっと我慢するとでも思ったのかよ!虐待女!絶対復讐してやっから!」 母親も負けずとなんか言ってたけど正直覚えていない。 私は初めて反抗した。 お母さんが黒って言えば黒だった。 白って言えば白だった。 部屋に閉じこもり昔のことを思い出していた。 そのとき父親が帰ってきた。いつもは午前様なのにきっと母親が電話したんだろう。勢いよく部屋に入ってきたと同時に何発も殴られた。 父「お前のためによくしてくれてるお母さんに対して灰皿で殴るとはどぉいぅことだ」 私は何も言わずうつむいたまま、話だけを聞いていた。 母「アスカもストレスがたまってたのよね。お母さんも気にさわること言っちゃったし、けどねお母さんアスカが心配なのよ。お兄ちゃんと同じになっちゃうようで、1人で抱えてないで話しましょ」 父「こんなやつほっとけ!お母さん大丈夫か?ごめんな。少し休みなさい」 それから二人は私の部屋から出ていった。 アタシ「アハハハハハ!」 笑いがとまらなかった。久々にこんなに笑ったかもしんない。夫婦揃って劇団院かい!! 笑いが留まらなすぎて涙まででてきた… 死にたいょ…
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