エーボン・トレント大学

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時刻は午後6時過ぎ。日が沈むのも早く辺りは既に暗くなっていた。 そんな夜道をロリータ幼女と二人歩く俺。回りからどう思われてんだか。 あれからいろいろと説明されたが全てを鵜呑みにしていいのか未だに悩んでいる。 一番気になっていたテレパシーについて突っ込んでみると 「テレパシーとは超感覚的知覚(ESP)の一種で特別な道具を使うことなく遠隔の者と言葉を交わさずに通信する能力のことをいいます。mental telepathy(精神遠隔感応)の短縮形として用いられ、ESPによって他人の心を読んだり、識別したりすることを指します。以上、Wi〇ipe〇ia記事検索」 知らないんですか?と呆れ顔をされた。逆に知ってるおまえがどーかしてるゼ。あと記事検索なら俺にだってできる。だからそのドヤ顔今すぐヤメレ。 この説明からすると俺に読心術を施した犯人もこの幼女と考えられる。それについて聞いたところ素直に認めたのでこちらも納得できた。 話は別として、隣を歩いてて思ったけどこいつ寒くないの? 真冬の野外はどこにいても極寒。にもかかわらず幼女は全体的に薄着、ナマ足まで披露している。 それに対し俺は学ランとそのなかにセーター、そしてマフラーを装備している。ほんと言えば耳あて(ヘッドフォン)もあったんだが… 「仮想現実で起こったことは現実世界に影響はありません。しかし先程ははるくさんを中心に形成したのではるくさんが身に付けていたり所持していたものは自然に現実世界とリンクしてしまうんです。したがって吹っ飛んだお弁当もオーディオテ〇ニカ社のヘッドフォンも残念なことにそのままの悲惨な状態で存在します。見ますか?」 俺の防御が5 下がった。 そのままの状態を見せられた。 メンタル的に10のダメージを受けた。
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